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地盤改良工事

地中の基盤を強化し、安心して工事が遂行できるよう貢献いたします!

ビルや住宅、橋や道路などの全ての建造物や土木構造物は、土の中にしっかりとした基盤があるからこそ安定し、安心して私たちが利用することができています。建設工事において切り離すことができない存在である地下水や地中の土を、どのように処理し、これから建てる構造物を安定させるかは、当社に課された大きなミッションです。関西技研株式会社では、この地中の基盤を強化・最適化するための地盤改良工事を通じて、お客さまの建設プロジェクトを成功に導き、快適で安全な社会インフラの構築と保守に貢献しています。

工法について


薬液注入工

薬液注入工法は、ボーリングにより掘削した地盤内に注入した薬液により、地盤の粘着力を高めることで浸水性を減少させ、強度の向上を図る工法です。薬液注入工法では大型機械を用いないため、大型機械による作業が難しい不安定・小規模な場所での地盤強化工事に適しており、ダムや河川、山岳トンネルなどの中山間地における土木工事でもよく用いられます。当社では、主に二重管ストレーナー工法と二重管ダブルパッカー工法による施工を提案しています。

超高圧噴射工

高圧噴射攪拌工法は、高圧ジェットで地中に噴射したセメントミルクなどの溶液により地盤を切削しながら混合攪拌し、地盤内に最大直径2mのセメントの杭を作ることで、より高い固化強度を実現し、長期的に基盤の強化・安定を図る工法です。工事の目的や構造物の種類によって、杭の大きさや強度を調整することができ、新設工事の他にも構造物の耐震補強を目的に用いられることが多い工法です。

防災工事

法面工事

自然の地形によってできた斜面や、切土・盛土などによって造られた人工的な斜面に対し、地震や豪雨による土砂崩れを未然に防ぐ崩壊防止工事を施します。法面は主に降雨にさらされ表層が侵食していくことで崩壊につながるため、表層地盤の強化が大きなポイントとなります。法面に設置した法枠にコンクリートを吹き付ける法枠工法やコンクリートフレームを取り付けるフリーフレーム工法など、実際の法面の状態や地盤などを総合的に精査して、法面の崩壊防止に最適な施工を提案します。

アンカー工事

アンカー工事は、地中の深部にアンカー(鋲)を打ち込むことで、保護ネットなどを法面や道路に隣接した斜面、宅地造成によってできた斜面といった場所に固定することにより斜面を保護し、地滑りや落石を防ぐ工事です。工事は、基盤深くに打ち込んだ杭の先にアンカーを設置することで地盤の深部から安定性を確保する、中〜大規模な崩壊対策に用いられることの多いグランドアンカー工法と、主に小〜中規模の崩壊対策に用いられ、岩盤などの地盤に打ち込んだアンカー全体で斜面に生じる引張力に抵抗することによって地滑りを防止するロックボルト工法の2つを用いて行います。